TOKYO GAIRO

工事件名　路面補修工事（30二の8）
発注者　東京都第二建設事務所
受注者　東京街路株式会社

特例都道北品川四谷線（第418号）外苑西通りにおける施工箇所につき主に切削オーバレイ工により痛んだ路面の修繕を約120日間で行うものである。二つの事業所による合同施工であり、所属の垣根を越え互いの技量確認と創意研鑽を図る。現場周辺は各国大使館やマンションが立ち並び、またカーブや勾配のある坂となっており、第三者はもとより施工従事者との車両や重機との接触事故防止に対し細心の注意を払い、事故防止のため見通しの良い規制帯の設置やガードマンの配置など特段の配慮が必要である。頭上を見上げると平行して首都高速が走っており、昨今は明るい白色LED照明化が進められているにもかかわらず高所や中央部に設置されているのはオレンジ色に光るナトリウムランプもしくは暖色LED照明のようである。夜間に明る過ぎないようにとあえて周辺住民の方々への配慮であろうか。都心部ならではの雰囲気と気遣いを感じさせる現場でもあり、経験豊富な監理技術者をはじめ、若い施工管理者まで一致団結し施工を行っている。
なお、当該工事は東京都建設局により「週休2日制確保試行工事」に指定され実践されている。