TOKYO GAIRO

工事件名　平成２７年度大井ふ頭その２白バイ訓練コース整備工事
発注者　東京都東京港建設事務所
受注者　東京街路株式会社

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催が決定し、晴海ふ頭に所在する警視庁の白バイ訓練コースを含む周辺が会場となったため、その整備の一環として城南島海浜公園に隣接する雑草生い茂る状況であった遊休地に移転する事となった。それに伴い、既設構造物の撤去から土工事、盛土工事、法面工事、外構工事、路盤工事、約11,000 ㎡に及ぶ舗装工事を約110日間で完成させ引渡しを行うという工程的にも大変厳しい大規模工事が発注となり東京街路が受注。担当監理技術者の工程・安全・施工管理能力はもちろんのこと、東京街路の総合技術力や施工能力をも問われる現場であった。これ程の規模になると舗装敷均し時の感覚と光景は近接する羽田空港へ低空で離発着する飛行機の姿と相まって、施工中はさながら空港の滑走路を舗装しているような錯覚を覚え圧巻である。無事工期内に竣工し、当該現場は東京街路の品質管理や安全管理への真摯な取組と功績に対し東京港建設事務所長より「工事安全優秀賞」を受賞した。